引っ越しでの際の家具の運搬や、新しい家具を家に迎える時は、生活が大きく変化するため、気持ちがうきうきしませんか?ただ、これから毎日一緒に生活していくお気に入りの家具を迎えるためには、過去に使用していた家具や家電を整理、場合によっては処分する必要があります。
そこで今回は、家具や家電を配送する前に行うべき7つのチェックリストを皆さんに提案します。高揚する気持ちの中では意外と見落としがちな、本記事の内容。業者の方が来る前、自分で運ぶ前に、ちょっと立ち止まって参考にしていただけると幸いです。
配送の前日までにやっておくべきチェックリスト〜家電編〜
基本的に全て梱包などの必要はありませんが、家電によっては事前に掃除が必要なものもあります。この項目でチェックしておきましょう。
冷蔵庫
まず、中身をしっかりと整理します。場合によっては使いきれなかった食材が出てしまうかと思いますが、そのような際には捨てるかクーラーボックスで保管して運ぶのがベストです。
そして、最も大切なのが前日までに冷蔵庫の電源を切っておくことです。冷蔵庫には基本的に霜がついており、これらは電源を落とすことで溶け出してしまいます。そのため、配送の直前で電源を切ってしまいますと、運んでいる最中に冷蔵庫から溶けた水が流れ出てしまう可能性も。しっかりと前日までに電源を切り、溶け出した霜は雑巾などで拭き取っておきましょう。
洗濯機
洗濯機の排水ホース、給水ホースはともにしっかりと水抜きをしておく必要があります。これらのホースには基本的に常に水が溜まっているため、そのままの状態で配送すると他の家具や家電にも水がかかってしまい、故障の原因になりかねません。
水抜きを終えたら、ホース類を整理し分類しておきましょう。洗濯機は他の家電よりも部品が細かく、無くしやすいのが特徴です。何がどの部品かを把握できるように細かいものは梱包しておくのもいいかもしれません。
電気類
全ての電球を取りはずし、割れないように優しく梱包しておきます。梱包には新聞紙などが最適です。照明器具につけた状態にしておきますと、配送の際の衝撃で割れてしまう危険性もあります。自分や家族はもちろん、担当の作業員の安全のためにもこの一手間はぜひやっておきたいことのひとつです。
配送の前日までにやっておくべきチェックリスト〜家具編〜
家具の中には、仏壇や桐タンスなど、ものによっては思い入れのある大切な品が多いのではないでしょうか。この項目でしっかりとチェックし、事故や破損のない配送に繋げましょう。
ベッド
分解できるタイプのベッドは、事前に分解しておくことで配送がスムーズに進みます。「分解したはいいものの、組み立てが不安」という方には、組み立てや設置、取り付けのサービスができる業者に頼むのがベターです。
棚やタンス類
中身を全て出し、からの状態にしておきましょう。これらもベッドと同様に分解可能なタイプであれば、分解しておくのがいいでしょう。とくに、ガラス素材を使用してあるものは、事故を未然に防ぐためにもそれぞれの部品で梱包しておくことをおすすめします。
仏壇
仏壇も中身を全て空にし、それぞれダンボールや新聞紙で包んで梱包します。仏壇内にある照明や装飾品もできるかぎり外しておくのがいいですが、できないタイプの場合はやわらかい素材のタオルなどで、どこかに当たってもいいようにカバーしておきます。
テレビやパソコンなど
家具の中でも非常にデリケートなテレビやパソコンは、しっかり固定し、画面は保護することが大切です。パソコンに関しては、万が一の事態に備えバックアップをとっておくといいでしょう。
まとめ
ずっと使用していた家具や家電は、運ぶ際にも愛着を忘れずにきれいに保ちたいものです。また、きれいな状態にしてあることで運搬の業者の方への最低限の配慮にもなります。運搬や配送の作業は、ちょっとした気遣いでスムーズになることもあるのです。ぜひ本記事をきっかけに、日常生活の中で家電や家具をきれいに保つことを心がけてみてください。
「新しいソファを買ったけど、自分の車じゃ運べない」「冷蔵庫を設置したいけど、人手が足りない」このような悩みをお持ちの皆さんは、ぜひ私たち「株式会社 EHS」にお任せください。冷蔵庫や洗濯機などの生活に欠かせない家電や家具などは、サイズが大きく自身で運ぶのは非常に大変です。また、慣れない作業は、時に怪我をする恐れもあります。時間節約のためにも、プロによる安全で速やかな運搬・設置をぜひ一度、試してみませんか。